2016年03月24日

大撲(テバク)


大撲(テバク)SBSの「六龍が飛び立つ」の後続として、3月28日から始まる「ファクション」形式の歴史ドラマ。
タイトルの「テバク」は、今の若者たちが好んで多用している「大当たり」や「大ヒット」を意味する「テバク」とほぼ同じ言葉のようである。主人公の青年が強くなることを一大決心して旅立つ。その姿を見送る育ての親で賭博の師匠の老人がサイコロ二個を振って前途を占うと、二個とも最高の目である「大舶(テバク)」を示していた。師匠は「やっと進むべき道を当てたな」と大喜びする。タイトルはこのエピソードに由来している。

主人公のペク・テギルを演じるのは、3年ぶりの歴史ドラマ出演となるチャン・グンソク。 
テギルは「トンイ」でおなじみの国王粛宗(スクチョン)のご落胤。王子でありながら死んだように生きなければならない運命を背負わされるが、いかさま師となって父親と弟のヨンイン君(後の英祖)に対して一世一代の大勝負に出る。

演出 : ナム・ゴン
脚本 : クォン・スンギュ
全24話。

出演

チャン・グンソク = 白大吉(ペク・テギル)(粛宗の落胤で、悲運の王子。王の息子と名乗れずに日陰に生きることを余儀なくされるが、結局は父の粛宗と弟のヨンイン君に対して宿命的に対決することになる。悲劇の原因は、母が王の側室になって6ヶ月後に生まれたため、王の子ではないと思われたから)

ヨ・ジング = ヨンイン君(後の英祖)(父は粛宗で、母は女官付き下女出身の淑嬪崔氏<トンイ>。張嬉嬪の息子である景宗とその支持基盤である少論から絶えず圧力を受け、母親の卑しい身分に対するコンプレツクスに苦しむが、いずれ自分が国王になる運命であること、兄のテギルと一大勝負をしなければならないことをよく知っている)

イム・ジヨン = 淡序(タムソ)

チョン・グワンニョル = 李麟佐(イ・インジャ)(少論の中心人物で、景宗の最側近を務める。老論を抑えることで権力を掌握するが、景宗の死により没落する。老論派の英祖に対して謀反を起こし、刑死する)

チェ・ミンス = 粛宗(朝鮮王朝の第19代国王。幼くして王位に就いたが、歴代王の中でも王としての品格に恵まれ、治世に長けた国王であった。彼の 欠点は、愛する女性たちを政治に利用したことであった。それが悪縁を引き起こし、宮中に血の嵐が吹き荒れた)

ユン・ジンソ = チェ・ボクスン(後の淑嬪崔氏(トンイ))(卑しい身分の女官付き下女から王の母になる立志伝的人物。目先が利き、処世をよくしたので、身分の負い目を克服することが出来た。彼女の選択は老論であった)

ヒョン・ウ = 景宗(第20代国王)(粛宗と張嬉嬪の長男として生まれたが、元来病弱であった。父の命で母が薬死する姿を目撃し、衝撃を受け、さらに健康を害した。即位した後、数年で死去した。後嗣がなく、異母弟のヨンイン君が後を継いで、第21代英祖となる)

オ・ヨナ = 嬉嬪張氏(張嬉嬪) (粛宗が最も寵愛した女性であったが、南人派を代弁する存在であったため、政争の犠牲になった人物。夫である粛宗の命令で薬死する現場を息子に見られる)

ペク・スンヒョン = チャン・ヒジェ(張嬉嬪の実兄)

イ・ムンシク = ペク・マングム(チェ・ボクスンの夫。賭博に狂い、妻まで賭けて負けてしまう。相手は国王であった。王宮から密かに捨てられた元妻の子を自分の息子と思い、大吉=テギルと名付けて育てる)
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2016年01月05日

蒋英実(チャン・ヨンシル)


蒋英実「懲録」終了以来数ケ月の空白を経て、KBS大河ドラマの新作がいよいよ1月2日にスタートした。
今度の主人公は、大河ドラマが初めて取り上げる科学・技術者の蒋英実。
舞台となるのは、15世紀初め、朝鮮王朝三代太宗・李芳遠と四代世宗大王の時代。国王は朝鮮の空の天体運動から得られる朝鮮固有の暦を熱望した。当時の朝鮮では明国皇帝から贈られた明の暦を使用していたので、自分たちの頭上の太陽と月と地球の動きが正確にとらえられず、国の行事に支障をきたしていた。そのような時に現れたのが賤しい奴婢の蒋英実という天才であった。彼は、天文学に長け、様々な天文器具を発明・駆使して正確な暦作りに貢献した。世宗は蒋英実を奴婢の身分から解放し、官僚にまで取り立てた。機械装置などの物作りにも長けた蒋英実は、水時計や測雨基なども発明し、世宗の寵愛を受けた。ドラマでは、蒋英実の少年時代の生い立ちから始まり、王室の科学者に成長するまでの姿が24話を通じて描かれる。演じるのは、久々に歴史ドラマに戻ってきたソン・イルグク。蒋英実の初恋で、彼の栄達を背後で支える太宗の娘、ソヒョン翁主には久しぶりの歴史ドラマ出演となるパク・ソニョンが扮する。「大王世宗」のキム・サンギョンが再び世宗となって登場する。

演出は、「近肖古王」、「懲録」などを手掛けたキム・ヨンジョPD
脚本は、イ・ミョンヒマ・チャンジュンの2人。

出演者

ソン・イルグク  蒋英実(チャン・ヨンシル)
キム・サンギョン  世宗イ・ド
パク・ソニョン  太宗李芳遠の娘ソヒョン翁主
イ・ジフン  チャン・ヒジェ(蒋英実のいとこに当るが、良家の嫡男であるため、賤しい蒋英実とは身分が違う。密かに天文学を勉強するが、蒋英実には及ばず、悲劇の天才と称される。蒋英実の実力を知りつつも、身分の差でもって彼を蔑視する。)
キム・ドヒョン  イ・チョン(蒋英実を見出す官僚で、科学者でもある)
ソン・ビョンホ  ハ・ヨン
キム・ビョンギ  メン・サソン(名宰相の一人)
チョン・ハニョン  ファン・ヒ(名宰相の一人)
キム・ミョンス  チャン・ソンヒ(蒋英実の父で、天文学者)
イム・ヒョク  ユ・テクサン(王室天文学研究機関の長)
イム・ドンジン  チュ・テガン
キム・ヨンチョル  太宗李芳遠(イ・バンウォン)(世宗の父)

蒋英実(1390?~1450?)

朝鮮王朝前期の科学・技術者、発明家から官僚になった。慶尚道東莱郡(現在の釜山市)に生まれた。正確な生没年は不明である。父親のチャン・ソンヒは元から高麗に移り住んだ杭州出身の人で、母親は東莱県の官妓であった。高麗滅亡後、朝鮮の官奴となり、東莱県官庁で奴婢として働かされた。天文の知識で世宗の目に止まり、明国に派遣されて天文機器を学んでくる。その後、国内での天文機器の製作に成功し、その功績が認められて奴婢の身分を免じられ、尚衣院の別座に任命された。その後も正三品の官僚まで上り詰めた。水時計や降雨量測定器、金属活字の発明にも関わった。天文器具の製作が完了すると、金属精錬の専門家として活躍した。

謎の多い晩年

約53歳になった1442年3月、蒋英実は突然の事件に見舞われた。病気がちな世宗が温泉浴に出かける時に乗る御輿が突然壊れ、担当していた蒋英実が責任を問われた。国王に対する不敬罪として朝廷の断罪を受け、棍棒100回打ちと罷免になるところを、世宗の計らいでを免れ、官位の降格だけで決着した。しかし、この事件以後、蒋英実は歴史の記録から消えてしまった。蒋英実は世宗の命を受けて御輿を作ったが、世子が御輿にひび割れが生じているのを見つけてしまい、事件に発展した。世子というのは、世宗の長男文宗のことで、この当時の蒋英実と文宗の関係がどうであったのかがこの事件の真相を知る鍵となる。蒋英実の死亡年とされる1450年は、世宗が死去した年でもある。王の死をきっかけに蒋英実が殉死を選んだのか、文宗に葬り去られたのか、病死なのか、彼の死は謎に包まれている。享年61歳であった。
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2016年01月02日

2015 KBS演技大賞


2015KBS演技大賞-112月31日、KBS別館公開ホールで開催された。
総合司会のチョンヒョンム、キム・ソヒョン、パク・ポゴムの三人は、全員新顔であった。
毎年の次年度ドラマの紹介は、今年もショーとしてよく出来ていた。KBSの特技である。
大賞にはベテランのコ・ドゥシムと若手のキム・スヒョンの二人が選ばれた。自局に出演してくれたセレブの役者全員に賞を振り分けるという姿勢が再びKBSに見られた。

受賞者と受賞作品

2015KBS演技大賞-2大賞
 コ・ドゥシム(頼む、母さん)
 キム・スヒョン(プロデューサー)

最優秀演技賞
 男子  ソ・ジソプ(オー・マイ・ビーナス)
 女子  チェ・シラ(大人しくない女たち)

優秀演技賞
毎日連続劇
 男子  イム・ホ(星になって輝かん)
 男子  クワク・シヤン(すべてうまく行くさ)
 女子  ハン・チェア(あなただけが私の愛)
 女子  カン・ビョル(家族を守れ)

ミニシリーズ
 男子  チャ・テヒョン(プロデューサー)
 女子  シン・ミナ(オー・マイ・ビーナス)

中編ドラマ
 男子  チャン・ヒョク(商売の神-客主2015)
 女子  キム・ミンジョン(商売の神-客主2015)

長編ドラマ
 男子  キム・ガプス(頼む、母さん)
 男子  キム・テウ(懲録)
 女子  ユジン(頼む、母さん)

作家賞  キム・イニョン(大人しくない女たち)

放送三社ドラマPDが選ぶ演技者賞  キム・ヘジャ(大人しくない女たち)

助演賞
 男子  キム・ギュチョル(懲録、商売の神-客主2015)
 男子  パク・ポゴム(お前を覚えている)
 女子  キム・ソヒョン(アッセンブリ)
 女子  オム・ヒョンギョン(青い鳥の家、すべてうまく行くさ)

新人演技賞
 男子  ヨ・ジング(オレンジ・ママレード)
 女子  チェ・スビン(青い鳥の家、ぶしつけに孤高)
 女子  キム・ソヒョン(フー・アー・ユー 学校2015)

青少年演技賞
 男子  チェ・グォンス(ドラマ・スペシャル「その兄弟の夏」)
 女子  キム・ヒャンギ(雪道)

連作・単幕劇賞
 男子  ポン・テギュ(ドラマ・スペシャル「鷺梁津駅には汽車が止まらない」)
 女子  キム・ヨンオク(雪道)
 女子  イ・ハナ(ニセモノ家族)

ベスト・カップル賞
 ユク・ソンジェ + キム・ソヒョン(フー・アー・ユー 学校2015)
 ソ・ジソプ + シン・ミナ(オー・マイ・ビーナス)
 チャン・ヒョク + ハン・チェア(商売の神-客主2015)
 キム・スヒョン + コン・ヒョジン + チャ・テヒョン(プロデューサー)

人気賞
 男子  パク・ポゴム(お前を覚えている)
 男子  ナム・ジュヒョク(フー・アー・ユー 学校2015)
 女子  ソル・ヒョン(フー・アー・ユー 学校2015)
 女子  チョ・ボア(頼む、母さん)

ネッティズン賞
 男子  キム・スヒョン(プロデューサー)
 女子  キム・ソヒョン(フー・アー・ユー 学校2015)

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