2017年01月03日

2016 KBS演技大賞


2016 KBS演技大賞12月31日、KBSホールにて授賞式が開催された。総合司会はチョン・ヒョンム、キム・ジウォン、パク・ポゴムの三人が担当した。キム・ジウォンとパク・ポゴムは、この年にドラマで活躍し、人気を博した俳優である。
今回の演技大賞は30周年を迎え、過去の受賞者たちを称え、彼らを末永く記憶に留めようとのメッセージを発していた。中でも大賞を三度も受賞したコ・ドゥシムとチェ・スジョンが舞台に登場し、授賞式の開幕を宣した。
人気ドラマ「太陽の末裔」と「雲が描いた月の光」のOSTを柔らかく伸びのある歌唱力で歌い上げた歌手のコミが舞台に登場して美声を披露した。
大賞を共同受賞したソン・ソンペアの間になぜか隙間風か吹いているようで、ぎこちない雰囲気が感じられた。
毎年そうであるが、他の放送局に比べて広い年齢層の多彩な俳優たちの出席により、場がより華やいでいるようである。



受賞者と作品

大賞 ソン・ヘギョ、ソン・ジュンギ(太陽の末裔)

最優秀賞
男子 パク・シニャン(隣近所の弁護士チョ・ドゥルホ)、パク・ポゴム(雲が描いた月の光)
女子 キム・ハヌル(空港へ行く道)

優秀賞
長編ドラマ
男子 アン・ジェウク(子供が五人)、イ・ドンゴン(月桂樹洋服店の紳士たち)
女子 ソ・ユジン(子供が五人)、チョ・ユニ(月桂樹洋服店の紳士たち)

毎日連続ドラマ
男子 オ・ミンソク(女の秘密)
女子 ソ・イヒョン(女の秘密)、イ・ユリ(天上の約束)

ミニシリーズ
男子 イ・サンユン(空港へ行く道)
女子 キム・ジウォン(太陽の末裔)

中編ドラマ
男子 ソン・イルグク(蒋英実)
女子 キム・ユジョン(雲が描いた月の光)

作家賞 キム・ウンスク、キム・ウォンソク(太陽の末裔)

新人賞
男子 ソン・フン(子供が五人)、チン・ヨン(雲が描いた月の光)
女子 キム・ジウォン(太陽の末裔)、イ・セヨン(月桂樹洋服店の紳士たち)

助演賞
男子 イ・ジュニョク(雲が描いた月の光)
女子 ラ・ミラン(月桂樹洋服店の紳士たち)

連作・単幕ドラマ賞
男子 キム・ソンオ(ペッキが帰ってきた)、イ・ドンフィ(赤い先生)
女子 カン・イェウォン(ペッキが帰ってきた)、チョ・ヨジョン(ベイビーシッター)

青少年演技賞
男子 チョン・ユンソク(子供が五人、蒋英実、雲が描いた月の光)
女子 ホ・ジョンウン(雲が描いた月の光、隣近所の弁護士チョ・ドゥルホ)

アジア最高のカップル賞 ソン・ジュンギ + ソン・ヘギョ(太陽の末裔)

ネッティズン賞 パク・ポゴム(雲が描いた月の光)

ベスト・カップル賞
キム・ハヌル + イ・サンユン(空港へ行く道)
オ・ジホ + ホ・ジョンウン(オー・マイ・クムビ)
ソン・ジュンギ + ソン・ヘギョ(太陽の末裔)
チャ・インピョ + ラ・ミラン(月桂樹洋服店の紳士たち)
ヒョン・ウー + イ・セヨン(月桂樹洋服店の紳士たち)
パク・ポゴム + キム・ユジョン(雲が描いた月の光)
チン・グー + キム・ジウォン(太陽の末裔)
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2017年01月02日

2016 MBC 演技大賞


2016 MBC演技大賞12月30日、MBCの公開ホールで開催され、総合司会をキム・グクチンとユイが務めた。
今度の大賞は、視聴者の投票で選ばれた。結果的に「W」の当たり年で、大賞と今年のドラマ賞を始めとする7冠王に輝いた。

「W」は、現実と漫画の両世界の中で主人公たちが出会い、事件が起きるスリリングな展開のドラマで、日本での公開が待たれる。イ・ジョンソクの大賞受賞は、他に該当者がいなかったがために、人気度の高いドラマに対する評価が主人公に反映された相対的な結果と思われる。

授賞式に久しぶりに姿を見せたイ・ソジンは、もうオジサン族の立派な一員となっていた。急激な世代交代が進む韓国芸能界の厳しい現実がある。


受賞者と作品

大賞 イ・ジョンソク(Wダブリュー)

今年のドラマ賞 Wダブリュー

最優秀演技賞
特別企画部門 男子 イ・ソジン(契約結婚)  女子 ユイ(契約結婚)
連続劇部門 男子 イ・サンウ(家和万事成)  女子 キム・ソヨン(家和万事成)
ミニシリーズ部門 男子 イ・ジョンソク(W)  女子 ハン・ヒョジュ(W)

優秀演技賞
特別企画部門 男子 ソ・ハジュン(獄中花)  女子 チン・セヨン(獄中花)
連続劇部門 男子 ソン・ホジュン(吹け美風よ) 女子 イム・ジヨン(吹け美風よ)
ミニシリーズ部門
男子 ソ・イングク(ショッピング王ルイ) 女子 イ・ソンギョン(重量挙げの妖精キム・ボクチュ)

黄金演技賞
特別企画部門 男子 チョン・ジュノ(獄中花) 女子 イ・フィヒャン(結婚契約)
連続劇部門 男子 イ・ピルモ(家和万事成) 女子 キム・ジホ(家和万事成)
ミニシリーズ部門 男子 キム・ウィソン(W) 女子 イム・セミ(ショッピング王ルイ)

今年の作家賞 ソン・ジェジョン(W)

子役賞
男子 ク・ゴンミン(ウォーキング・ママ育児パパ) 女子 チョン・ダビン(獄中花)

新人賞
男子 ナム・ジュヒョク(重量挙げの妖精キム・ボクチュ)、リュ・ジュニョル(運勢ロマンス)
女子 ナム・ジヒョン(ショッピング王ルイ)、チョ・ボア(モンスター)

ベスト・カップル賞  イ・ジョンソク + ハン・ヒョジュ(W)

事前授賞
声優賞  チェ・スジン(外国映画などの吹き替え)

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2016年12月22日

花郎(ファラン)


花郎12月19日からKBSで放送が始まった連続20話の歴史ドラマ。舞台は1500年前の新羅で、第24代真興王の時代。日本では聖徳太子より少し前の欽明天皇の時代が重なる。新羅のエリート軍人集団であり、文化の担い手となった花郎の創設期にまつわるエピソードを織り込んだドラマである。王族・貴族の子弟たちが国家組織の中で心身修練を重ねながら成長していく姿を描く。

真興王(在位540年-576年)

ドラマの主人公の一人が若き日の真興王で、名を三麦宗(サムメクチョン)と言った。彼は幼くして伯父である先代法興王から王位を継承したが、法興王の娘である母親の只召太后(チソテフ)が摂政となり、実権を握っていた。彼女は、唯一人の聖骨(純粋に王統の血筋を受け継ぐ最高の身分)となった息子の命を守るために、朝廷大臣たちにも王の顔を知られないように徹底した。顔のない王となった真興王は、その間、自由気ままに世情を見て回り、少しずつ成長し、いつか自分の真の姿を世に示すために準備を進めていった。
その過程で、自分の親衛隊作りを着想し、それが新羅の国家的文武両道の人材育成機関・花郎となって結実した。元々民間の修練施設であったものを、国家組織として改編したのである。
花郎を手にした真興王は、新羅の国力強化を図った。高句麗から漢江流域を奪い、南西の伽耶国を征服して領土を拡大した。伽耶の流民として新羅に入った金庾信(キム・ユシン)が後に花郎の指導者となり、数々の戦場で活躍し、新羅の英雄として名を残したのは、歴史の皮肉ともいえる。真興王の曾孫にあたるのが善徳女王で、その次の世代が新羅中興の祖と称される武烈王こと金春秋である。一時花郎の指揮者である源花となった美室(ミシル)を育成したとも言われる。

花郎(ファラン)は新羅のエリート軍人集団兼文化の担い手であった

以前「善徳女王」の中で、三国統一の中心勢力となる花郎群像がふんだんに紹介されたことがある。西洋社会の騎士道のように花郎道という、新羅精神の核心となる青年集団であった。国家の教育機関に集められて育成された彼らは、祭事や祝祭を司る集団であると同時に当時の芸能集団でもあった。今で言う韓流花の美男子たちのように、当時の女子たちの憧れの的であった。また、国の精鋭軍事組織でもあった。多くの名将が生まれている。後に新羅の国王が花郎たちの中から選ばれているが、時代と共に花郎道が廃れると、新羅は滅亡への道を辿って行った。金春秋、金庾信たちも最盛期の花郎出身である。
花郎組織を「花郎徒」といい、各組織の指導者を花郎、所属する青年たちを郎徒(ナンド)と呼んだ。また、花郎の中に「風流徒」、「風月徒」、「国仙徒」といった年功序列のシニア組織が置かれた。それぞれの組織の指導者も花郎、風月主、花主、国仙、源花などと呼ばれた。

新羅の身分制度・骨品制

骨品制は一種のカースト制度と言える。その頂点に位置するのは聖骨で、神国・新羅の神聖な血筋を受け継ぎ、国王になれる王族のみが属した。王にならない王族と中央貴族は真骨という貴族階級を形成した。それらの下に六頭品、五頭品、四頭品、平民が続いた。骨品制は新羅の王都においてのみ導入され、地方では適用されない制度であった。そのため、差別や蔑視から逃れた賤民たちは王都を出て行き賤民村に集まって生活した。やがて聖骨は、それ自体がもつ制約のため、途絶えざるを得ない運命にあった。二人の聖骨女王の死去により、聖骨は完全に途絶え、真骨出身の中から王が選ばれることになった。その最初の人物が武烈王こと金春秋であった。

演出 ユン・ソンシク、キム・ヨンジョ
脚本 パク・ウニョン

配役

パク・ソジュン  ムミョン/ソヌ(主人公で、腕っぷしの強い賤民の若者。出世の経緯が謎めいている。自己存在の理由を花郎に見つけ、修練生に加わる。殺された友の名前を借りてソヌ郎と名乗る)

コ・アラ アロ(真骨貴族の父と賤民の母との間に生まれた、生活力旺盛な娘。ムミョンと三麦宗の出現で生活が大きく変わる)

パク・ヒョンシク 三麦宗(真興王)/チディ(母の只召太后が計画した花郎の修練生に加わり、チディ郎と名乗る。彼もムミョンと同様に自己存在理由を花郎に見つける)

キム・ジス 只召太后(三麦宗の母親。七歳で王位を継いだ息子のために摂政になり、息子を守るために彼の顔を隠し続ける)

チェ・ウォニョン アンジ公(死んだソヌとアロの父親で、真骨出身の貴族。只召の元恋人。家門が没落したため、医業で生計を立てている)

ソン・ドンイル ウィファ公またはウィファ郎(創設されたばかりの花郎たちの養成を一任された貴族。自分独自の方針で花郎たちを教育する。風月主である)

イ・グワンス マンムンまたはソヌ(アンジ公の息子であるが、身分の卑しい母親に連れられて父親の元を去った。成長するとともに父親を捜す旅に出るが、三麦宗の顔を見てしまったために只召の命を受けた刺客に殺される。ムミョンとは賤民村で共に育てられた無二の友であった)

ソ・イェジ スンミョン(新羅の王女。只召の娘で、三麦宗の妹。ムミョンに心を寄せるが、聖骨の血統を守るために兄との婚姻を運命づけられている。親の愛に飢え、冷たい心の持ち主)

若き花郎たち
チェ・ミノ スホ郎
ト・ジハン パルリュ郎
キム・テヒョン ハンソン郎
チョ・ユヌ ヨウル郎
キム・ヒョンジュン タンセ郎
posted by rekishinootoshimono at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする