2008年11月22日

第29回青龍映画賞


29回青龍賞第29回青龍映画賞の授賞式が11月20日夕刻、ソウル市内のKBSホールで開催された。出席者たちのレッド・カーペット行進の後、式典のオープニングを飾ったのは、日本でも人気爆発中のグループ東方神起であった。
司会は、この映画賞の顔ともなったチョン・ジュノとキム・ヘスが務めた。
第二部のオープニングは、「魔王」主演のチュ・ジフンの歌とKBS女性ダンサーたちの舞台であった。彼のソフトな歌声が観衆を魅了し、その多才振りを発揮した。
兵役を終えて芸能界に復帰したソ・ジソプが新人賞に選ばれた。





受賞者と作品

最優秀作品賞:   「わが生涯最高の瞬間」(イム・スルレ監督作品)
監督賞:   キム・ジウン(いい奴、悪い奴、おかしな奴)(写真のポスター)
主演男優賞:   キム・ユンソク(追撃者)
主演女優賞:   ソン・イェジン(妻が結婚した)
新人監督賞:   イ・ギョンミ(ミス赤顔)
新人男優賞:   ソ・ジソプ、カン・ジファン共同受賞(映画は映画だ)
新人女優賞:   ハン・イェスル(用意周到ミス・シン)
助演男優賞:   パク・ヒスン(セブンデイズ)
助演女優賞:   キム・ジヨン(わが生涯最高の瞬間)
脚本賞:   イ・ギョンミ、パク・チャヌク、パク・ウンギョ(ミス赤顔)
音楽賞:   パン・ジュンソク(Go go 70)
撮影賞:   イ・モゲ(いい奴、悪い奴、おかしな奴)
照明賞:   カン・デヒ(モダンボーイ)
技術賞:   インサイト・ビジュアル(モダンボーイ CG)
美術賞:   チョ・ファソン(いい奴、悪い奴、おかしな奴)
短編映画賞(新設):   「小言」(チェ・ジョンニョル監督)
人気スター賞:   ソル・ギョング(公共の敵1-1)、チョン・ウソン(いい奴、悪い奴、おかしな奴)
          キム・ハヌル、ソン・イェジン(妻が結婚した)
名誉人気スター賞:   故チェ・ジンシル
ベスト・カップル賞:   ソン・イェジン+キム・ジュヒョク(妻が結婚した)
韓国映画最多観客賞:   「いい奴、悪い奴、おかしな奴」

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2008年10月26日

第45回大鐘賞映画祭


追撃者今年の45回目の大鐘賞授賞式が2008年6月27日、コーエックス・コンベンションホールで開催され、その様子がSBSテレビを通じて実況中継された。
テレビ・ドラマ「不滅の李舜臣」、「白い巨塔」などでスターダムにのし上がったキム・ミョンミン主演の映画二本「リターン」と「無防備都市」が受賞対象になったのが目を引く。

全出品作56本の中から「追撃者」(写真)が5部門で受賞し、他の<追撃>を許さなかった。元刑事の男が連続殺人犯を追うスリラー仕立ての内容となっている。主演のキム・ユンソクは主演男優賞とBMW人気賞に選ばれている。テレビ・ドラマ「復活」の中で雇われ探偵役を演じて、その渋い存在感が人々の注目を集めた。その後、多くのドラマに主演または準主演級で出演するようになり、この数年の間に大スターになってしまった。話す声がとても魅力的な俳優である。

受賞者と作品

作品賞: 「追撃者」(<株>絹の道制作)
監督賞: ナ・ホンジン(追撃者)
主演男優賞: キム・ユンソク(追撃者)
主演女優賞: キム・ユンジン(セブン・デイズ)
助演男優賞: ユ・ジュンサン(リターン)
助演女優賞: キム・ヘスク(無防備都市)
新人監督賞: オ・ジョムギュン(慶祝! わが愛)
新人男優賞: ダニエル・ヘニ(マイ・ファーザー)
新人女優賞: ハン・イェスル(用意周到ミス・シン)
シナリオ賞: パク・ユン(慶祝! わが愛)
撮影賞: イ・ソンジェ(追撃者)
編集賞: シン・ミンギョン(セブン・デイズ)
照明賞: パク・セムン(宮女<宮廷女官>)
音楽賞: ウォン・イル(黄真伊)
衣装賞: チョン・グホ(黄真伊)
美術賞: ユン・サンユン、ユ・ジュホ(エム<M>)
企画賞: キム・スジン、ユン・インボン(追撃者)
音響技術賞: イ・ウンジュ、イ・スンチョル(セブン・デイズ)
映像技術賞: (株)ヨング・アート(ディー・ワー<D-War>)

映画発展功労賞: ユ・ドンフン(<社>韓国シナリオ作家協会理事長)
特別演技賞: チン・ボンジン、ヨム・ヘスク
特別技術賞: イ・ドンソプ、ファン・ヒョンシク

BMW人気賞: キム・ユンソク(追撃者)
コリア・ドットコム人気賞: ハン・イェスル(用意周到ミス・シン)
韓流人気作品賞: 「馬鹿」(チャ・テヒョン、ハ・ジウォン主演)

短編部門

最優秀短編映画賞: 「小言(無駄口)」(チェ・ジョンヨル監督)
審査委員特別賞: 「不穏な若い血」(パク・ミヒ監督)
奨励賞(劇映画部門): 「The Pictures」(イ・ビョンヒョプ監督)
奨励賞(アニメーション部門): 「黒い虹」(チョン・ジスク監督)
奨励賞(青少年部門): 「見掛け(うわべ)」(ハン・ジョンア監督、イ・ジェウォン監督)


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2007年12月16日

第28回青龍映画賞


第28回青龍映画賞(1)韓国放送公社(KBS)が主催する恒例の映画賞授賞式が2007年11月23日の夕方、韓国国立劇場の日の出大劇場にて開催された。この様子はKBSの全国ネットで生放送された。総合司会を務めたのは、お馴染みの顔となったチョン・ジュノとキム・ヘスの二人。
選考対象になったのは、2006年11月2日から2007年10月18日までに韓国内で封切した103本の映画。

(写真: 授賞式の顔になったチョン・ジュノ<左>とキム・ヘス)

受賞者と作品

最優秀作品賞: 優雅な世界(ハン・ジェリム監督作品)

監督賞: ホ・ジノ (幸福)

主演男優賞: ソン・ガンホ(優雅な世界)

主演女優賞: チョン・ドヨン(密陽<ミリャン>)

助演男優賞: キム・サンホ(楽しい人生)

助演女優賞: ナ・ムニ(熱血男児)

新人男優賞: ダニエル・ヘニ(マイ・ファーザー)

新人女優賞: チョン・ヨウォン(二つの顔の女友達)

新人監督賞: キム・ハンミン(極楽島殺人事件)

撮影賞: ユン・ナムジュ(奇談)

照明賞: イム・ジェミョン(黄真伊<ファン・ジニ>)

音楽賞: イ・ビョンフン、パン・ジュンソク(楽しい人生)

美術賞: イ・ミンボク、キム・ユジョン(奇談)

技術賞: DTI, ETRI (「中天」のCGチーム)

脚本賞: キム・ハンミン(極楽島殺人事件)

人気スター賞:
第28回青龍映画賞(2)   キム・アジュン、キム・テヒ、チュ・ジンモ、ファン・ジョンミン

(写真: 人気スター賞の四人=左からファン・ジョンミン、キム・テヒ、キム・アジュン、チュ・ジンモ)

最多観客賞: D-WAR (シム・ヒョンネ監督作品)

ベスト・ドレッサー(五人):
   ソン・イェジン、キム・ユンジン、チョン・ドヨン、キム・ハヌル、パク・シヨン

「マイ・ファーザー」のダニエル・ヘニがこの賞とすぐ後の第6回大韓民国映画大賞でも新人賞を獲得している。また、新人女優賞のチョン・ヨウォンとは、人気テレビ・ドラマ「私の名前はキム・サムスン」で共演したという奇縁が面白い。

主演男優賞には、やはりソン・ガンホとチョン・ドヨンが選ばれている。ソン・ガンホは、「密陽」以外の作品での受賞。
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2007年12月15日

第6回大韓民国映画大賞



第6回大韓民国映画大賞「密陽」2007年12月1日、「映画人と観客が一緒に作る映画フェスティバル」大韓民国映画大賞の授賞式がその日の夕方6時50分からソウルの世宗文化会館大劇場で開催された。この模様は、MBCテレビの全国ネットを通じて実況放送された。


第6回大韓民国映画大賞・新人賞主催はMBC文化放送で、後援は文化観光省と映画振興委員会。
選考対象になったのは、2006年9月25日から2007年10月27日までに韓国内で封切になった60分以上の映画作品。

(写真上: 主要4賞を総なめした「密陽」に主演したソン・ガンホとチョン・ドヨン。その右側はイ・チャンドン監督)
(写真下: 新人賞に選ばれたソン・ヘギョとダニエル・ヘニ)


受賞者及び作品

最優秀作品賞: 密陽(ミリャン)

監督賞: イ・チャンドン(密陽)

主演男優賞: ソン・ガンホ(密陽)

主演女優賞: チョン・ドヨン(密陽)

助演男優賞: ソン・ジル(極楽島殺人事件)

助演女優賞: コン・ヒョジン(幸福)

新人男優賞: ダニエル・ヘニ(マイ・ファーザー)

新人女優賞: ソン・ヘギョ(黄真伊)

新人監督賞: キム・ミジョン(宮女)

脚本・脚色賞: チェ・ドンフン(いかさま師)

美術賞: ユ・ジュホ、ユン・サンユン(M)

撮影賞: ホン・ギョンピョ(M)

照明賞: チェ・チョルス(M)

編集賞: シン・ミンギョン(いかさま師)

視覚効果賞: ヨング・アート(D-WAR)

音響賞: キム・ソグォン、イ・チャンソプ、イ・テギュ(あいつの声)

音楽賞: パン・ジュンソク(ラジオ・スター)

短編映画賞: 10分間の休憩(イ・ソンテ監督)

功労賞: ユ・ヒョンモク監督(「誤発弾」<1961年作品>の監督。50年以上にわたって42本の映画を監督した)

今回の出品作の中に名匠・林権澤 (イム・グォンテク)監督の「千年鶴」も含まれていたが、見事に選から漏れた。彼の名作「西便制」(ソピョンジェ)の中で主演したパンソリ歌手、オ・ジョンヘが同じような盲目の歌い手を演じ、彼女と兄弟のように育てられながら、彼女を恋慕する男に演技派のチョ・ジェヒョンが扮する。


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2007年06月09日

第44回大鐘賞映画祭


第44回大鐘賞韓国映画界の第44回大鐘(テジョン)賞授賞式が2007年6月8日夕刻、ソウル市内の世宗文化会館大講堂で開催された。恒例となったレッド・カーペットを踏んでスターたちが次々と会場入りした。
『すべての人に開かれた審査』を謳っていた式典の模様をSBSテレビが生中継したが、後半の会場には空席が目立ち、式はいまひとつ盛り上がりに欠けた。総合司会の一人は、「美女はつらい」で主演女優賞候補に上り、受賞したキム・アジュンが務めた。

(写真: 各主演賞に選ばれたアン・ソンギとキム・アジュン)

第44回大鐘賞の受賞者たちと受賞作品

最優秀作品賞: 「家族の誕生」
監督賞: ポン・ジュノ(怪物)
主演男優賞: アン・ソンギ(ラジオ・スター)
主演女優賞: キム・アジュン(美女はつらい)
助演男優賞: キム・ユンソク(いかさま師)
助演女優賞: シム・ヘジン(国境の南側)
新人男優賞: リュ・ドックワン(天下壮士マ・ドンナ)
新人女優賞: チョ・イジン(国境の南側)
新人監督賞: クォン・ヒョンジン(ホロビッツのために)
人気賞(国内): イ・ボムス、キム・アジュン
人気賞(海外): チョン・ジフン(ピー)、キム・テヒ
撮影賞: パク・ヒョンチョル(美女はつらい)
編集賞: キム・ソンミン(怪物)
脚本賞: ソン・ギヨン、キム・テヨン共同受賞(家族の誕生)
企画賞: イ・ジョンハク(角砂糖)
照明賞: イ・ジュセン(極楽島殺人事件)
音楽賞: イ・ジェハク(美女はつらい)
美術賞: キム・ギチョル(中天)
衣装賞: チョ・サンギョン(いかさま師)
映像技術賞: DTI,、ETRI、シン・ジェホ、チョン・ドアン共同受賞(中天)
音響技術賞: チョン・グァンホ、チェ・テヨン共同受賞(角砂糖)
特別賞: チョン・ドヨン(カンヌ映画祭主演女優賞受賞したことに対して)
映画発展功労賞: シン・ヨンギュン(1960年代の多くの名作映画に主演し、申相玉(シン・サンオク)監督と共に韓国映画最盛の一時期を作り上げた)

キム・アジュン(主演女優賞)とキム・ユンソク(助演男優賞)

キム・アジュン
は、KBSの時代劇「海神」(ヘシン)の中で護衛の女剣士を演じて人気を博して以来、ドラマ・映画の主演やCM出演で超多忙の急成長タレント。

キム・ユンソクは、日本にも紹介された話題のKBSドラマ「復活」の中で主人公のオム・テウンを補助する探偵役で出演し、その渋い声と存在感で一躍脚光を浴びた中年俳優。それまではほとんど目立たなかった地味な役者であったが、「復活」の後すぐに主演級でドラマ出演することになった。この人も最近の急成長株。
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2007年01月10日

2007年韓国映画…時代劇ラッシュ


映画「孝女沈清」昨年の「王の男」や「淫乱書生」の大ヒットに気をよくした韓国映画界は、歴史の中にストーリーの鉱脈があるとの認識を新にした。実は時代劇は、1950年代の後半に年間20編の映画が作られた全盛時代を一度は経験している。その再現のような勢いが今年の映画界に見られる。
また、最近の韓国書店街では大衆歴史書がよく売れているとのこと。時代の英雄や歴史的に有名な実在人物を取り上げたものではなく、市井に生きる名もなき庶民層を描いた歴史ものである。大成功を収めた歴史物語の映画化がひっきりなしである。特にキム・タックワン原作の映画化が顕著である。

(写真: 1972年の映画「孝女沈清」の一場面)

今後上映予定の時代劇映画は約15本。その一番手は、ソン・ヘギョ主演で注目されている「黄真伊」(ファン・ジニ)。2007年2月封切の予定。

女性が主人公の歴史映画が多いのも特徴。前評判の高いのは、朝鮮王朝時代の三大文学の一つ、「沈清伝」(シム・チョン物語)を下地にして大掛かりな新解釈を試みた映画「沈清」。韓国・米国・中国・日本などの合作で制作費3000万ドルをかける大作となる。
原作では主人公の沈清は、盲目の父親の目の治療費を捻出するために海神の供え物となって海底に身を投じる。竜宮城で意識を取り戻した彼女は死んだ母親と再会し、無上の孝行心が認められて再び父親の元に戻ることが出来、父親の目も治るという話。
映画の沈清は、やはり父親の目の治療費を作るために中国に売られていき、商人の妾になるだけではなく、台湾、日本などのアジア各国で次から次へと売春婦として波乱万丈の生を余儀なくされる悲劇の女性。女性版一大「オデッセイア」となる。

リ・シム朝鮮王朝最後の宮廷舞姫で、フランス公使と恋に落ちたリ・シムという女性の運命を描いた映画「リ・シム」も期待度が大きい。誰が彼女の役を演じるのか、楽しみである。パリから帰国したリ・シムは自殺という結末でその人生に幕を下ろした。

(映画「リ・シム」の原作、キム・タックワン著「パリの朝鮮宮廷女官リ・シム」の表紙)

変わったところでは、朝鮮王朝後期版『デルマとルイーズ』と注目されている「尹氏夫人家出記」と、謎の自殺を遂げた宮廷女官の事件を追う「宮廷女官」、新羅時代に三人の王を翻弄した当代の女傑の運命を描いた「ミシル」などがある。

女性もの以外では、朝鮮王朝第22代国王・正祖時代の危機を乗り越えていく白塔派(北学派)の人々の活躍と苦悩をイ・ジュニク監督が描く「白塔派」、同じく正祖時代の謎の連続殺人事件を描いた「傍刻本殺人事件」、正祖の時代に活躍した北学派の代表的実学者・全若庸(チョン・ヤギョン)が先進文物を受け入れた女性の謎の自殺を追跡する「朝鮮の名探偵・全若傭」(仮題)、朝鮮王朝期の禁酒令を破って活躍する醸造所父子の姿を描いた「酒工行状」などがある。


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2006年12月25日

第27回青龍映画賞


第27回青龍映画賞第27回青龍映画賞授賞式が2006年12月15日夕刻、KBSホールで開催された。昨年末から今年末まで上映された103本の映画の中から各部門の受賞者と作品が選ばれた。主催はスポーツ朝鮮で、KBS韓国放送公社が後援する毎年のイベントである。一ヶ月前に開催されたMBC文化放送主催の第5回大韓民国映画大賞と同様に、会場の入口にはレッドカーペットが敷き詰められ、スターや映画関係者がそこを通って式典会場に入っていくという、ハリウッド・アカデミー賞授賞式のやり方をそのまま踏襲している。欧米の模倣ではなく、もう少し独自の入場イベントがあってもいいのではないか、と思われる。

今回の特徴は、ポン・ジュノ監督の「怪物」が6部門で受賞し、「王の男」で脚光を浴び、受賞の本命と目されていたイ・ジュンギが新人男優賞の選に漏れ、人気スター賞に選ばれたこと。

また、式典の進行役を務めた映画俳優たちの失言が問題にもなった。キム・ヘスと共にメイン司会を担当したチョン・ジュノが、自分は昨年稼いだお金を不動産に投資してお金を儲けたが、親しい同僚俳優、シン・ヒョンジュンは投資しなかったので損をしたと、冗談のつもりで言ったと思われるが、場所柄をわきまえない発言であった。
政治家に転じた後、賄賂を受けた罪で現在、服役中の元スター俳優、シン・ソンイルの前妻であった女優が受賞者に賞を渡す場で突然、元夫の早期赦免を訴えて人々に違和感を与えた。

第27回青龍映画賞受賞者と作品

最優秀作品賞: 「怪物」
監督賞: キム・テヨン(「家族の誕生」)、
     イ・ヘヨン、イ・ヘジュン共同受賞(「天下壮士マ・ドンナ」)
主演男優賞: アン・ソンギ、パク・チュンフン共同受賞(「ラジオスター」)
主演女優賞: キム・ヘス(「いかさま師」)
助演男優賞: ピョン・ヒボン(「怪物」)
助演女優賞: チョン・ユミ(「家族の誕生」)
新人男優賞: ユ・ドックワン(「天下壮士マ・ドンナ」)
新人女優賞: コ・アソン(「怪物」)
撮影賞: チェ・ヨンファン(「いかさま師」)
照明賞: 故イ・ガンサン、チョン・ヨンミン(「怪物」)
音楽賞: イ・ビョンウ(「王の男」)
美術賞: ホン・ジュヒ、チョ・グニョン(「淫乱書生」)
技術賞: オーファネージ、EON(CG部門)(「怪物」)
脚本賞: イ・ヘヨン、イ・ヘジュン(「天下壮士マ・ドンナ」)

韓国映画ベスト・カップル賞: カム・ウソン、イ・ジュンギ(「王の男」)
人気スター賞: シン・ヒョンジュン(「裸足のキボン」)
         イ・ジュンギ(「王の男」)
         キム・ヘス(「いかさま師」)
         カン・ソンヨン(「王の男」)
最多観客賞: 「怪物」(最多記録1,300万人動員。ちなみに人気を誇った話題の時代劇「王の男」は二位であった。)

写真: 会場に入るチュ・ジャヒョンとイ・ジュンギ(二人はMBC側の第5回大韓民国映画大賞で新人賞を受賞している)
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2006年12月13日

第5回大韓民国映画大賞


イ・ジュンギ韓国三大テレビ局の一つ、文化放送MBCが主催する第5回大韓民国映画大賞の授賞式が11月19日、レッド・カーペットを敷き詰めたユニバーサル・アートセンターで開催された。式典の模様は、MBCの全国放送網を通じて実況中継された。

(写真: 新人男優賞に選ばれたイ・ジュンギ)



受賞作品ならびに受賞者たち

最優秀作品賞: 「怪物」
監督賞: ポン・ジュノ(「怪物」)
主演男優賞: チョ・インソン(「卑劣な街」)
主演女優賞: チャン・ジニョン(「恋愛、その耐えられない軽さ」)
助演男優賞: イ・ボムス(「片割れ」)
助演女優賞: チュ・ジャヒョン(「死生の決断」)
新人男優賞: イ・ジュンギ(「王の男」)
新人女優賞: チュ・ジャヒョン(「死生の決断」)
新人監督賞: イ・ヘヨン、イ・ヘジュン共同受賞(「天下壮士マ・ドンナ」)
脚本賞: ソン・ジェゴン(「甘く殺伐とした恋人」)
美術賞: チョ・グニョン(「淫乱書生」)
撮影賞: キム・ヒョング(「怪物」)
照明賞: イ・ガンサン、チョン・ヨンミン共同受賞(「怪物」)
編集賞: パク・コッチ、チョン・ジニ共同受賞(「卑劣な街」)
視覚効果賞: The Orphanage. EON(CG)(「怪物」)
音響賞: チェ・テヨン(「怪物」)
音楽賞: イ・ビョンウ(「ホロビッツのために」)
功労賞: チェ・ウニ(映画俳優)
短編映画賞: 「戦争映画」(パク・トンフン監督作品)

チュ・ジャヒョン2006年度制作映画の中で前評判の高かった「王の男」に出演したイ・ジュンギが予想通りに新人男優賞を手にした。
新人女優賞と助演女優賞に選ばれたチュ・ジャヒョンは、下積み生活の長かった女優。やっと日の目を見るようになった。授賞式典には伝統的な白襟を省略した個性的な韓服姿で登場し、印象的であった。今後の活躍が期待される。
(写真: チュ・ジャヒョン)

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2006年04月12日

巨匠シン・サンオク監督逝く


申相玉監督1950年代から60年代にかけて数々の話題作を世に送り出して、韓国映画史の1ページを飾った映画界の巨匠、シン・サンオク(申相玉)監督が4月11日の夜11時40分頃、ソウル大学病院で亡くなった。享年80歳であった。遺族は、夫人で往年の名女優であったチェ・ウニと長男で映画監督のシン・ジョンギュンを含む二男二女。
二年前、肝臓移植の手術を受け、通院治療を続けていたが、病勢が悪化し、再手術を受けたところ、息を引き取った。

シン・サンオク監督は1925年、今日の北朝鮮側にある咸鏡北道に生まれ、京城(今日のソウル)中学校と東京芸術専門学校を卒業した。
1952年、映画「悪夜」の監督でデビューした。
翌年、当時の人気映画俳優チェ・ウニと結婚した後、「舎廊房の客人と母」、「燕山君」、「成春香」、「赤いマフラー」などの代表作を立て続けに発表し、映画監督としての名声を確立した。
プルガサリ1978年、滞在中の香港から妻のチェ・ウニと共に北朝鮮に拉致され、金正日の指示でシン・フィルム映画撮影所総長を任され、怪獣映画「プルガサリ」などを制作した。
1986年、劇的に北朝鮮を脱出し、米国に亡命した。1994年にはカンヌ映画祭の審査委員を務めたこともある。
2000年、韓国に戻った後、映画やミュージカルを制作してきた。

(写真下: 北朝鮮で制作した怪獣映画「プルガサリ」の一場面)

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プルガサリとは、鉄を食べて悪夢や邪気をはらうという奇怪な形相をした想像上の動物のこと。
映画「プルガサリ」は、完成した直後に監督夫妻が北朝鮮を脱出したため、国内上映と海外輸出禁止となった幻の映画。 

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