2017年01月31日

師任堂(サイムダン)・光の日記


師任堂・光の日記1月26日からSBSで放送が始まった、現代と過去が交差する歴史ドラマ。主演のイ・ヨンエは11年ぶりにブラウン管に復帰した。主人公の師任堂と現在韓国美術史研究者の二役を演じる。相手役のイ・ギョム演じるソン・スンホンも久しぶりのドラマ出演となる。
すでに中年の域に達した二人だが、依然として色あせない美男美女であり、30話にわたって永遠の愛の物語を綴る。100パーセント事前制作なので、物語が視聴者の干渉を受けることなく、作者の思い通りの展開となる。16世紀に活躍した朝鮮を代表する大儒学者栗谷・李珥(ユルゴク=イ・イ)の母として、朝鮮を代表する良妻賢母の名を残した申師任堂の生涯を再解釈した作品である。5万ウォン紙幣の肖像画となって無表情にたたずむ彼女ではあるが、大儒学者の賢母の顔以外に16世紀の天才画家として堂々と活躍し、不滅の愛を経験したに違いないとの想像に基づき描かれる。

あらすじ

師任堂朝鮮時代の師任堂・申氏の生涯を再解釈し、天才画家師任堂の芸術魂と不滅の愛を描いた作品である。韓国美術史を専攻した大学講師ソ・ジユンが、偶然発見した師任堂の日記と謎の美人図にまつわる秘密を解き明かしつつ過去と現在を行き来する。指導教授である学長により貶められたソ・ジユン講師の名誉挽回がかかっている。15世紀世宗時代の天才画家安堅(アン・ギョン)が描いたとされる金剛山図、実は師任堂の作であることが、ソ・ジユンの研究と調査により徐々に明らかになっていく。
物語は、1551年のイタリア・トスカーナにあるシエスタ・ディ・ルーナという貴族の館から始まる。館の一室になぜか朝鮮人画家セニョール・イが滞留し、必死に朝鮮女性を描いている。画家は、突然部屋から飛び出し、宴会の人々の前に現れ、大声で叫ぶ…

演出 ユン・サンホ、脚本 パク・ウルリョン

主要人物

申師任堂(演技者イ・ヨンエ) (1504/12/5 – 1551/6/20)
本名は申仁善。師任堂は彼女の雅号。朝鮮中期の文人であり、儒学者、画家、詩人、作家などと多才であった。特に画家としては、絶対色感を持った天才画家と称された。彼女の画才は娘のイ・メチャンに受け継がれ、儒学の才は三男の李珥に引き継がれた。
彼女が才能を開花させることが出来たのは、女性にも教育を受けさせる申家の家風、特に師任堂の天才ぶりをいち早く見出した父親の熱心な教育指導があったからである。娘が結婚しても学問や創作を続けられるよう、婿さがしをしたくらいである。

ソ・ジユン(演技者イ・ヨンエ)
現在の韓国美術史研究者で、大学の非常勤講師。指導教授である学長が、発見された金剛山図を15世紀の天才画家安堅の作であると発表したが、研究論文の作成を任された彼女は、分析過程で絵の画材が16世紀のものと思うようになり、安堅作を疑い始める。そんな思いがふとした瞬間出てしまい、教授からパワハラを受け、貶められ、大学講師の仕事まで奪われてしまう。自分の名誉を挽回するため、金剛山図の真の作者を探さなければならない。偶然イタリアで入手した漢文冊子と謎の美人図の調査に全身全霊を傾ける中、16 世紀の師任堂を追体験することになる。

イ・ギョム(演技者ソン・スンホン)
実際に逆賊として死んだ亀城君(クソングン)の孫とする架空の王族で、宮中の図画署の長を務める。多能多才で、実直な心の持ち主。天才画家でありながら、踊りや琴などにも天分の才を発揮する人物。師任堂の画才を愛で、彼女に色彩技術を教え、画家になる道を伝授する。師任堂のみを生涯愛し続ける、朝鮮版「ギャッツビー」のような人物。

その他の配役

オ・ユナ  フィウムダン・チェ氏(江陵の旅籠屋の娘で、卑賎な身分であるが、上昇志向が強く、申家の娘たちの授業を塀越しに聞きながら字の読み書きを学ぼうとする。イ・ギョムと出会い、密かに片思いをする。長じてミン・チヒョンの正室夫人の座を得ることに成功し、漢陽の名門夫人たちの間で女王のような存在になる。しかし、師任堂の才能には及ばず、劣等感を抱き、彼女に対してライバル意識を燃やし続ける)

チェ・チョルホ  ミン・チヒョン(フィウムダンの夫で、動物的な政治感覚で恐るべき速度で出世街道を走っている人物。最大の紙物商を経営し、紙に関するあらゆる利権を独占している。師任堂とイ・ギョムの運命を狂わせた人物でもある)

チェ・ジョンファン(二役)  @中宗(国を治め、天下を平らげることなどに無関心な生存型国王。誰も信じられないが、イ・ギョムだけには心を開く)
Aミン・ジヨンハク(ソ・ジユンの指導教授で学長。韓国美術史学会のドン。外向きは人が好さそうに見えるが、心の中には毒蛇が12匹も住み着いている人物。ソ・ジユンを利用するだけ利用し、邪魔になると、彼女を貶め、職場からも追放する。新発見の金剛山図を安堅の作と主張する)

ヤン・セジョン(二役)  @若き日のイ・ギョム
Aハン・サンヒョン(ソ・ジユンの後輩。次世代の人文学者と目される。文化批評界のライジング・スター。ソ・ジユンが入手した師任堂の漢文日記解読に協力する)

キム・ヘスク  キム・ジョンヒ(ソ・ジユンの姑で、元祖ヘリコプター・ママ)

イ・ヘヨン  チョン・ミンソク(ソ・ジユンの夫で、年俸億台のフォンド・マネージャ。不渡りを出して会社も自宅も取られてしまう)

パク・チュンミョン  コ・ヘジョン(ソ・ジユンの親友で、実力のある古美術復元の専門家。ジユンを助ける)

ユン・ダフン  イ・ウォンス(一人親の母の許で育てられ、野心も欲もなく天下泰平に暮らしてきた人物。偶然にも片思いをしていた師任堂を妻にすることが出来た。後に家族に次々と迷惑をかけることになる)

特別出演

パン・ヒョジョン  イ・ギョムの伯母
チェ・インファ  シン・ミョンファ(師任堂の父)
イ・ギョンジン  龍仁李氏(師任堂の母)

亀城君(1441 – 1479)
世宗大王の四男の二番目の息子。大王の孫にあたる。文武に秀でて、祖父の世宗や伯父の世祖に可愛がられる。若くして領議政という総理大臣にまで昇った。そのため、人から妬まれ、逆賊との告発を受けて遠島の刑に処せられ、流刑地で病死した。

安堅(アン・ギョン)
世宗時代に活躍した宮廷画家。山水画に優れ、多くの作品を描いたが、現在その多くが不明。天理大学所蔵の「夢遊桃原図」が代表作である。
posted by rekishinootoshimono at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/446498946
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック