2009年06月24日

美女たちのおしゃべり


美女たちのおしゃべり韓国KBSテレビが「グローバル・トークショー」として2006年10月から放送している長寿番組。タイトル「美女たちのおしゃべり」は、韓国語で「ミニョヅレ スダ」といい、「ミスダ」の略称で親しまれている。

2008年現在で韓国内に滞在する外国人の数が100万を超えている。1990年代の20倍に増加したとのこと。国際結婚の配偶者や外国人労働者、韓国の言葉・文化を学ぶためにやって来た留学生たちが主となっている。その中から若い外国人女性たちが選ばれて韓国語で本音を語るという内容。中には韓国語の方言まで見事にこなす人もいる。彼女たちの韓国語で語る話に見る者はぐいぐいと引き込まれ、いつの間にか夢中になっておしゃべりを聞いているという有様。韓国語の競演を展開する彼女たちのトークは、時に白熱し、必ず落ちがついて視聴者を笑いの渦に巻き込む。

この番組の中から、日英の両親をもつエバ・ポピエルというドラマ出演者やCM出演者まで誕生している。日本からもほぼレギュラーの「さゆり」を始め何人かが交代で出演している。

韓国テレビのCMに起用されたのは、韓国男性と結婚したイタリア女性のクリスティナと韓国人の母親の故郷プサンに滞在しているアメリカ人ビアンカ。
クリスティナは、イタリア訛りの韓国語が独特で、それだけでも人々を笑わせる。イタリア仕込みのユーモアとウィットに富んだ話術は爆笑へと発展する。自国では国際法を専攻し、現在、韓国の大学で国際法の講師をしているという。
ビアンカは一番若いが、慶尚道(キョンサンド)の方言で喋りまくり、韓国人も舌を巻くという達人。

この番組をきっかけにKBSの人気ドラマ「19の純情」にレギュラー出演したエバは、韓国語がとても正確に話せ、分かりやすい。母親の故郷日本と韓国の間を頻繁に往来している関係で、偶然旅行中にアン・ジェウクと出会ったことが噂にまでなったこともあるが、たまたま飛行機が一緒になっただけ。彼女のトークも英国ユーモアに支えられて、とても話上手で、必ず人々を嫌味のないすっきりした笑いに導いてくれる。最近のアンケートで、番組の外国人の中から韓国男性が一番お嫁さんにしたい女性に選ばれた。この結果に大満足のエバは、2009年に好きな韓国男性にめぐり会えなければ、そろそろ韓国から撤退すると言っている。

さゆりもかなり独特なキャラクターで人気者になっている。独りよがりに物事を決め付けるような話し方ではあるが、どこか憎めない愛嬌があるからという。

インジネシアから来たアマンダは、母親が韓国俳優シン・ヒョンジュン(天国の階段)の姉という。そういえば、二人の鼻がそれを十分に証明している。

その他にも韓国語がかなり出来て人々から注目されているのは、フィンランド人のタルー・サルミネン。早口にしゃべるが、発音が正確で、語彙がかなり豊富。

カナダのケベック州から来て三年目のドミニクの韓国語もレベルが高い。韓国に来る前は日本に滞在していたという。韓国の歌謡曲と歌手のことなら韓国人以上に詳しい。何かにのめり込んだら、最後まで行くというキャラクター。

ケニア人のユフレシアは、江原道(カンウォンド)の三捗(サムチョク)に留学中。いつもニコニコして番組の雰囲気を明るくする貴重な存在。話す内容も韓国社会をよく見ていると感心させられる。バス・ターミナルの行きつけの食堂で食べる海鮮スープが大好きという。安くて美味しいから。

タイ人のチャノックナンも韓国語が上手で、笑わせるのも得意。面白いキャラの持ち主。タイ語の掛け算の九九で大爆笑を誘った。

一番の美女ウズベキスタン人のクザル。彼女も韓国語のレベルが高く、美を鼻にかけない人柄は番組の雰囲気をさらに盛り上げる。

百人以上の外国女性が番組出演にエントリーしている。交互に20人ずつ出演する。彼女たちの一番の悩みは、いつか韓国を去る日が訪れるということ。日本と同様にアフター・サービスやクイック・サービスが進んでいる韓国から自国に帰ると、不便な日常生活が待ち受けているからだそう。もう一つは、食べなれた韓国食が食べられなくなるため。

毎週月曜日の夜、世界中からやって来た彼女たちのおしゃべりが弾ける。
posted by rekishinootoshimono at 03:19| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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