2015年09月22日

商売の神・客主2015


商売の神・客主2015KBSの特別企画ドラマとして9月23日から始まる。全36話。
開城の有力商人、千家客主が裏切りにより廃業の憂き目に遭うや、後継者であったチョン・ボンサムは孤児となり、路頭に迷う。九死に一生を得た彼が、市場の客引きを皮切りに次第に天性の商才を発揮し、商団の行首や大客主を経て、最後に巨商として成功する。舞台となる時代は、19世紀末の朝鮮王朝末期である。
お金が万能で神様のような存在となっている現代の韓国社会に警鐘を鳴らし、貪欲ではなく正義によって富を築いた商人の一代記を描く。主人公のチョン・ボンサムを「チュノ」で名演技が光ったチャン・ヒョクが演じる。演出は、「太祖王建」や「テ・ジョヨン」、「王と妃」などの名作を手掛けたキム・ジョンソンPDが担当する。脚本は、多くの人気ドラマを書いてきたチョン・ソンヒイ・ハノが引き受けた。キム・ジュヨンの大河小説「客主」を原作とする。

客主

客商主人のことをいい、その主人とは、商いを周旋する人のこと。
昔から朝鮮半島にあった主要な商業・金融機関の一つである。彼らは河港で活動する商人で、客主の他に旅客という商人もいた。彼らは、各地方の船商が貨物を積んで港に入ってくると、その商品の売買を仲介し、付随して運送、保管、宿泊、金融などの営業も行った。客主や旅客は、地方の大きな市場にも存在した。

褓負商(ポブサン)

担商と背負い商をまとめて褓負商という。日本での行商に近い。このドラマでは、彼らの生き生きとした姿、活動が描かれる。彼らは商人ではあるが、商品の運搬という役割がより大きかった。特別な運送手段のなかった朝鮮時代、物資の大部分が褓負商たちによって流通した。全国津々浦々を歩き回り、商品を販売していた褓負商たちの中には、行商で築いた富で仲介商の客主に進出する者もいた。このドラマの主人公とその父親がそんな一人であった。
褓負商は新羅や高麗の昔から存在したが、朝鮮王朝時代に組織化された集団になった。商品を運びながら国中を歩き回っていたので、誰よりも情報収集に長けていた。こんな彼らの特性に目をつけ、諜報活動に利用したのが、国の権力者であった。朝鮮時代末期、褓負商集団は国家機関の末端組織に組み入れられた。国家に対する反乱や農民一揆鎮圧の背後には、褓負商たちの諜報活動があった。

登場人物

チャン・ヒョク  チョン・ボンサム(父親の死により孤児となったが、生き延びて市場の物売りから大商人にまで登りつめ、千家客主を再興する。真の商道を実践する人物に成長する)

ユ・オソン  キル・ソゲ(お金の奴隷となり、権謀術数を駆使して行商たちを威嚇する)

キム・ミンジョン  メウォル(梅月)(執念の女性。両班家の娘であったが、巫女となり、権力欲に取りつかれる)

ハン・チェア  チョ・ソサ(火の心を持つ傾国の美女。荷役夫の父親によって大商人のシン・ソクチュに売り飛ばされる。チョン・ボンサムと出会うが、彼の前途を思いやり、心を鬼にして彼から立ち去る)

チョン・テウ  ソンドル(チョン・ボンサムの人柄に感銘して生涯彼の下で働く)

パク・ウネ  チョン・ソレ(チョン・ボンサムの姉。父の仇を討つために、死にそうな弟、ボンサムを捨て、妓生になり、敵の妾になる。開城松商客主の娘らしく理財に明るく、優れた商才と感覚を備えていた。父の仇と思っていたキム・ハクチュンの妾になる。それ以前にキル・ソゲとも婚約したことがある)

イム・ホ  ミン・ギョムホ(閔妃の親族。政府の高官)

イ・ドックワ  シン・ソクチュ(朝鮮のお金というお金と商権を一手に掌握した大商人)

キム・ギュチョル  キム・ボヒョン(典型的な汚職官吏)

キム・ハクチョル  キム・ハクチュン(妾になったチョン・ソレに父の仇として狙われる商人)

イム・デホ  (千家客主の行商人)

特別出演

キム・スンス  チョン・オス(チョン・ボンサムの父親で、千家客主人。謀られて無念の死に至る)

イ・ウォンジョン  キル・サンムン(千家客主の行首で、キル・ソゲの父親。独断専行のところがあり、それが災いして褓負商仲間のリンチに遭い、死亡する。これを機に、息子のキル・ソゲは褓負商たちを仇と思い、敵意をむき出しにする)

posted by rekishinootoshimono at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする